令和 4年 9
月定例会 令和4年9月
越前市議会定例会(第8号) 令和4年9月27日の会議に引き続き、令和4年10月21日午後1時から会議を再開した。 =======================================1
議事日程┌─────────────────────────────────────────
┐│ 令和4年9月
越前市議会定例会議事日程 ││ 令和4年10月21日午後1時
開議 ││ 第 8 号 ││ 第 1 議案第42号 令和3年度越前市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定につ
││ いて ││ 第 2 議案第43号 令和3年度越前市
工業用水道事業会計利益の処分及び決算の
認 ││ 定について ││ 第 3 議案第44号 令和3年度越前市
下水道事業会計利益の処分及び決算の認定に
││ ついて ││ 第 4 議案第45号 令和3年度越前市
一般会計歳入歳出決算の認定について ││ 第 5 議案第46号 令和3年度越前市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定に
││ ついて ││ 第 6 議案第47号 令和3年度越前市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につい
││ て ││ 第 7 議案第48号 令和3年度越前市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の
認定 ││ について ││ 第 8 議案第63号 令和4年度越前市
一般会計補正予算(第6号) ││ 第 9
議会活性化に関する調査について
││ (議会活性化特別委員会調査報告) ││ 第10
公共交通対策に関する調査について
││ (公共交通対策特別委員会調査報告) │└─────────────────────────────────────────┘ =======================================2 本日の会議に付議した事件 日程第 1 議案第42号 令和3年度越前市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 日程第 2 議案第43号 令和3年度越前市
工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 日程第 3 議案第44号 令和3年度越前市
下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 日程第 4 議案第45号 令和3年度越前市
一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第 5 議案第46号 令和3年度越前市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第 6 議案第47号 令和3年度越前市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第 7 議案第48号 令和3年度越前市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第 8 議案第63号 令和4年度越前市
一般会計補正予算(第6号) 日程第 9
議会活性化に関する調査について 日程第10
公共交通対策に関する調査について =======================================3
出席議員(22人) 1 番 能 勢 淳一郎 君 2 番 土 田 信 義 君 3 番 畑 勝 浩 君 4 番 近 藤 光 広 君 5 番 佐々木 哲 夫 君 6 番 橋 本 弥登志 君 7 番 清 水 一 徳 君 8 番 中 西 昭 雄 君 9 番 桶 谷 耕 一 君 10番 砂 田 竜 一 君 11番 大久保 健 一 君 12番 小 玉 俊 一 君 13番 川 崎 俊 之 君 14番 題 佛 臣 一 君 15番 三田村 輝 士 君 16番 安 立 里 美 君 17番 大久保 惠 子 君 18番 小 形 善 信 君 19番 川 崎 悟 司 君 20番 城 戸 茂 夫 君 21番 前 田 修 治 君 22番 吉 田 啓 三 君 ───────────────────────────────────────4 議 事 開議 午後0時58分
○議長(
吉田啓三君) これより本日の会議を開きます。 ================
△日程第1 議案第42
号 ~ 日程第7 議案第48号
○議長(
吉田啓三君) 本日の日程に入ります。 日程第1議案第42号令和3年度越前市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてから日程第7議案第48号令和3年度越前市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの7案について一括して議題といたします。 本7案に対し、委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君)
橋本決算特別委員長。
◆
決算特別委員長(
橋本弥登志君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました令和3年度越前市各
会計決算等7案につきまして、
決算特別委員会の審査の結果を御報告いたします。 本7案につきましては、本定例会に提案され、本委員会に付託されたものであります。 本委員会は、議長、
監査委員を除く20名の議員で構成し、
決算審査において
専門的見地から議論を深めるため、各
常任委員会の所管に応じた3分科会を設け審査を行うことといたしました。10月3日、4日及び6日には
教育厚生分科会、5日及び6日には
産業建設分科会、11日及び12日には
総務分科会を開催し、
会計管理者ほか
関係理事者の出席を求めて審査を行い、19日の全体会において
最終審査を行いました。 まず、議案第42号令和3年度越前市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、議案第43号令和3年度越前市
工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、議案第44号令和3年度越前市
下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について審査の結果を御報告いたします。 本3案のうち、越前市
下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての
決算審査に当たり、委員からは、
民間事業者への業務の
包括委託を開始し、
お客様センターを開設した
メリットについてただされました。 理事者からは、窓口が一本化されたことにより、迅速な対応が可能になり職員の
負担軽減にもつながったとの答弁がなされました。 以上、
決算審査に当たり特に議論のあった点について申し上げましたが、審査の結果、議案第42号、議案第43号及び議案第44号の3案につきましては、いずれもこれを
原案どおり可決及び認定すべきものと決しました。 次に、議案第45号令和3年度越前市
一般会計歳入歳出決算の認定について審査の結果を御報告いたします。 まず、
歳出決算のうち、総務費の審査に当たりまして、総務費中企画費に計上された
公共交通対策事業について、委員からは、高齢者などの
交通弱者の
移動手段の確保が課題として挙げられるが、
市民バスや
福祉バス及び福鉄の
路線バスの運行等について地元の要望をどのように把握し、反映させているのかただされました。 理事者からは、高齢化の進展に伴ってバス停まで行くことができないという声が寄せられることが増えており、これまでの
公共交通の形からドア・ツー・ドアの形態にシフトしていく必要性について検討しているところである。令和5年度に行う
坂口地区での
自家用有償旅客運送の
実証実験への支援を通して検証していきたいと考えているとの答弁がなされました。 また、ほかの委員からは、
福井鉄道福武線を実際に利用しない市民も多くいる中で、費用対効果の面から見た交通の在り方や支援について検討すべき時期に来ていると思われるが、次の
支援スキームの具体化時期はいつになるのかただされました。 理事者からは、
福井鉄道福武線の第2期
支援スキームが
最終年度を迎えており、
担当者レベルで事業費や
負担割合について議論を進めているところであり、年末には
次期スキームをまとめた
地域公共交通計画の素案を取りまとめることとなるため、12
月定例会の中で
支援スキームについて提示したいと考えているとの答弁がなされました。 これに対して、委員からは、バスや
福井鉄道、
並行在来線などそれぞれの利用者の需要を細かく分析し、最適な支援が求められることとなるが、そこに費用対効果の観点を織り交ぜつつ、総合的にベストな形の運送の在り方を検討されたいとの要望がなされました。 次に、同じく総務費中
自治振興費に計上された
地域自治振興事業について、委員からは、
町内防犯灯の
LED化推進事業に関して、近く10年の
リース契約が満了となるとのことだが、その成果と総括について市の見解をただされました。 理事者からは、水銀灯から
LED化にしたことによる
電気代負担の軽減や
スケールメリットによる費用対効果の向上が
事業成果として挙げられるとの答弁がなされました。 これに対して、委員からは、
リース契約終了後の
LED防犯灯の取扱いについて重ねてただされました。 理事者からは、
当該事業は鯖江市と共同で取り組んだものであることから、現在鯖江市と
リース契約終了後の対応等を協議中であり、再度合同で取り組む場合の
メリットや
リース終了後に各町内に移管した場合の
地域負担など様々な観点から協議を進めており、今年度中には方向性を決定したいと考えているとの答弁がなされました。 また、ほかの委員からは、事業に参加しなかった町内や新興の
住宅地区など現在
LED防犯灯が
リース契約の対象外となっている地区、地域について、
リース契約を更新することとした場合の方針に関し市の見解をただされました。 理事者からは、現在町内で独自に管理されている防犯灯を本事業の対象とした場合の事業の再設計を含め、各
地区自治振興会の交付金への影響などを考慮しながら研究を深めているところであり、市としては
現状維持を基本としながらも、各地区からの意見を踏まえつつ慎重に判断していきたいとの答弁がなされました。 次に、同じく総務費中多
文化共生推進費に計上された多
文化共生推進事業について、委員からは、越前市は他市と比べて定住する外国人が増加するなど特殊な面があることを考慮すると、991万円という
決算状況は物足りないようにも感じられるが、市として不足していた、あるいはさらに力を入れたい点としてどういったことが挙げられるかただされました。 理事者からは、
当該事業は主に
コミュニケーション支援の事業となっており、市全体としては
市民福祉部や
教育委員会など他部局における別事業でも併せて支援を行っているところである。本事業の課題として考えているものとして、
外国人市民への情報の共有が挙げられ、ホームページへの翻訳した
情報記載や
国際交流協会を通じた情報の発信を行っているが、さらなる内容の充実を目指し、
外国人市民を雇用している企業と協力、連携した迅速な情報の発信と、共有が可能な体制の整備に向けて今後検討していきたいと考えているとの答弁がなされました。 これに対して、委員からは、今後も
外国人市民の比率が増加する可能性がある中、
類似団体の例に倣うだけでなく、他の自治体から手本にされるような市独自の施策が求められることから、しっかりと事業に取り組まれたいとの要望がなされました。 次に、民生費の審査に当たりまして、民生費中
社会福祉総務費に計上された
地域ネットワーク活動事業について、委員からは、事業の内容及び効果についてただされました。 理事者からは、
市社会福祉協議会の活動や
在宅福祉強化及び
福祉活動専門員設置等に関する
補助事業であり、
市社会福祉協議会において地域の
福祉活動及び
ボランティア活動推進や
町内福祉連絡会開催など様々な
福祉活動を展開しており、非常に効果のある事業だと考えているとの答弁がなされました。 続いて、委員からは、補助金の
算出方法についてただされました。 理事者からは、
活動補助については世帯数に単価を掛けて算出しているとの答弁がなされました。 また、委員からは、
社会福祉協議会のみで
地域福祉に取り組むのではなく、各地区との連携を密にして活動する必要があるのではないか、市も事業の重要性、有効性を踏まえて補助金の
算出方法の見直しを考えてほしいとの要望がなされました。 次に、同じく
社会福祉総務費に計上されたしきぶ
温泉湯楽里管理事業について、委員からは、近年のしきぶ
温泉湯楽里の
経営状況についてただされました。 理事者からは、平成28年度に現在の
指定管理者となり令和元年度に初めて黒字になったが、コロナの影響により令和2年度及び令和3年度は赤字となったとの答弁がなされました。 これに対して、別の委員からは、赤字になった場合の委託料の増減について
契約条項などはあるのかただされました。 理事者からは、
社会情勢が大きく変化した場合には
双方協議の上での増減が可能となっているが、現時点では委託料の変更は行わないということで合意しているとの答弁がなされました。 これに対して、別の委員からは、市が
指定管理者と協力する姿勢を示し、民間の感覚に切り替えて収支の黒字化に努められたいとの要望がなされました。 次に、
農林水産業業費の審査に当たりまして、
農林水産業費中
農業振興費に関し、委員からは、
米価下落が続く中、農家は大変苦労している。
農業行政として後継者問題や
ブランド化の展開についてどのように考えているのかただされました。 理事者からは、大
規模農業や
スマート農業による
コスト低下、
有機農業を含む
環境調和型農業により農作物の
付加価値を高めること及び後継者問題についてはDXを利用した事業を推進し、収益が見込める
体系づくりが必要と考えているとの答弁がなされました。 これに対して、委員からは、現在農業は厳しい状況にある。収益が上がる
体系づくりを考えてほしいとの要望がなされました。 次に、同じく
農林水産業費中
林業振興費に計上された
森林環境譲与税基金事業について、委員からは、事業費の半分以上を基金に積み立てている。この事業が始まって3年がたつが、具体的な事業に取り組んでいくべきではないかただされました。 理事者からは、森林の整備、利活用を行う事業であるが、
先進事例等も確認しながら令和5年度に森林の専門家の参加を得て
森林林業マスタープランを作成する中で、
森林環境譲与税の活用を検討していきたいとの答弁がなされました。 これに対して、委員からは、事業化できるよう活用について考えてほしいとの要望がなされました。 次に、土木費の審査に当たりまして、
土木費中公園費に計上された
補助公園整備事業について、委員からは、
芦山公園整備事業の概要についてただされました。 理事者からは、この事業は
公園施設の
長寿命化計画に基づいて整備している。
整備内容は、
芦山公園の
照明施設更新と
夫婦池周辺の
転落防止柵設置の工事であるとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、老若男女が利用でき、昔のような里山を再現できる
公園整備を計画的にしてほしい。また、古墳の上を歩くような遊歩道でなく、古墳を紹介するような
仕組みづくりをしてはどうかとの意見がなされました。 理事者からは、村国山の一部が
都市公園である
芦山公園になっており、今後市民が利用しやすい環境を検討していきたいとの答弁がなされました。 同じく、土木費中
住宅整備費に計上された
住宅支援事業について、委員からは、新
住宅取得推進事業補助金や
新婚夫婦定住化支援事業補助金など不用額が見受けられるものがあるが、これらの補助金を積極的に活用できるような今後の取組についてただされました。 理事者からは、現在
住宅支援事業は
賃貸住宅よりも
新築住宅に需要があり、
新築住宅取得を支援すべきなのか、空き家の利活用を進めるべきかなどを含めて来年度に向け考えていきたいとの答弁がなされました。 これに対して、別の委員からは、当初予算から大幅な減額となったものもあれば、
補正予算で増額となった事業もある。今は新築が人気とのことであるが、今後は賃貸が伸びてくると予想される。令和3年度決算を受け、今後の
居住推進の総括的な考えについて重ねてただされました。 理事者からは、令和3年度の
決算見込みを受け、令和4年度の当初予算時にメニューの見直しを行ったが、市内の
新築住宅が飽和状態になれば利活用できる空き家のリフォームが増えてくるはずである。
新規住宅取得と改築の
予算配分について、来年度当初予算で再度見直す必要があると考えているとの答弁がなされました。 次に、教育費の審査に当たりまして、教育費中文化費に計上された
文化財保護事業及び
埋蔵文化財調査事業について、委員からは、
埋蔵文化財の保存及び展示の状況についてただされました。 理事者からは、現在
埋蔵文化財は旧
服間保育園及び旧
みどり保育所の2か所に分けて約3万点を保管している。これら
埋蔵文化財の一部は、
武生公会堂記念館に常設で展示しているが、多くを公開するのは困難であるため、将来的には保存と公開が可能な一元的な
拠点施設の整備が必要であると認識している。また、考古学を専攻する市の学芸員の多くが管理職となっているため、
埋蔵文化財の調査、保存、活用等を担う人員の確保に努め、
埋蔵文化財の展示に対応していきたいとの答弁がなされました。 これに対して、別の委員からは、市民から
埋蔵文化財をしっかりと保存してほしいとの意見がある。
埋蔵文化財の一元的な施設については、ぜひとも取り組んでほしいとの要望がなされました。 次に、同じく教育費中
体育振興費に計上された
市スポーツ協会運営支援事業及び
体育施設費に計上された
スポーツ施設管理運営事業について、委員からは、
市スポーツ協会運営支援事業の内容についてただされました。 理事者からは、
市スポーツ協会の運営及び事務局に係る経費や
スポーツ振興事業各
種目協会の
強化育成の補助を中心とした事業になっているとの答弁がなされました。 これに対して、委員からは、
市スポーツ協会は
武生中央公園総合体育館の
管理運営を行っているが、
スポーツ団体育成などの視点を持って運営を行っているのかただされました。 理事者からは、各
競技団体の育成、自主講座の開催などについて担当課と
市スポーツ協会とで協議を行っている。引き続き、意見交換を行い、よりよい
スポーツ環境の提供に努めていきたいとの答弁がなされました。 これに対して、別の委員からは、今後の
市スポーツ協会の在り方や地域の
スポーツ振興を指導していく
体制づくりについて、指導員の高齢化の課題なども含めて議論していく必要があるのではないかただされました。 理事者からは、
市スポーツ協会の役割を整理し、
スポーツ振興などについて市と
市スポーツ協会で協力しながら考えていきたいとの答弁がなされました。 次に、
歳入決算の審査に当たりまして、市債中
臨時財政対策債について、委員からは、
臨時財政対策債とは、後年国からの交付税により
元利償還金が補填される市債であり、市ではなくあたかも国が返済すべき借金であるかのように聞こえるが、
臨時財政対策債についての市の認識と交付税との区分についてただされました。 理事者からは、計算上は交付税と
臨時財政対策債は一体のものと捉えているが、現金として収入する交付税と異なり、市が
金融機関に返済すべき借金であると認識しているとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、
金融機関から見た地方自治体の信用度が低下してきている現実を踏まえ、市政の発展に向けた財政的な自立を目指し、議会とともに理事者も認識を共有されたいとの要望がなされました。 以上、
一般会計決算審査に当たり特に論議のあった点について申し上げましたが、議案第45号につきましては、委員からは、
マイナンバーカード推進関連の事業について、国は
マイナンバーカードと
健康保険証などの一体化やカードと
各種サービスの連携を進めることとしている。この施策は、カードを取得しないと
公的サービスを含めた様々な
サービスが受けられない状況をつくり出し、カードを持たない市民が
行政サービスから外されていく危険がある。市は、市民の生活や権利を守る立場から国の方針に従うべきではない。 また、
北陸新幹線関連の事業について、新幹線に関する費用はJRと鉄道・運輸機構の責任で負担すべきであり、新幹線が開通しても特急の存続は厳しく、近畿、中京圏へのアクセスが悪くなるなど、市民が疑問を持つ施策には承認できない。 さらに、本決算にはコロナ禍の影響もあるが9億8,000万円余の不用額が計上されている。市税が市民の
福祉向上に有効に使われるよう求め、認定に反対するとの討論がなされましたが、採決の結果、賛成多数をもってこれを認定すべきものと決しました。 次に、議案第46号令和3年度越前市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第47号令和3年度越前市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第48号令和3年度越前市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、以上3
特別会計の決算につきまして審査の結果を御報告いたします。 本3案のうち、議案第47
号介護保険特別会計歳入歳出決算のうち、
地域支援事業費中
包括的支援事業・
任意事業費、
包括的支援事業及び
任意事業に計上された扶助費について、委員からは、
紙おむつ購入費支援の対象及び金額についてただされました。 理事者からは、対象者は要介護2から5のいずれかとなっており、このうち要介護2と3の場合は、
ケアマネジャーの意見により紙おむつの必要性が確認できることが要件となっている。
支援金額は、
住民税非課税世帯であれば要介護2または3の場合は月1,600円、要介護4または5の場合で月2,000円、
住民税課税世帯であれば要介護2または3の場合で月800円、要介護4または5の場合で月1,000円が支給されているとの答弁がなされました。 これに対して、委員からは、
支援金額が近隣市町と比較すると少ないため、是正に努められたいとの要望がなされました。 以上、3
特別会計の
決算審査に当たり特に論議のあった点について申し上げましたが、審査の結果、いずれもこれを認定すべきものと決しました。 結びに、
決算審査の重要な役割は本審査を通じて過去の
財政運営における課題等を洗い出し、将来の
財政運営に反映させることであります。本委員会では、試行的に
決算審査を
予算審査に連動させる
政策サイクルに取り組み、従来の
決算審査に加え、深く
議員間協議を行い、その結果を
委員長報告としてまとめています。試行期間にあっては、本委員会での意見を真摯に受け止めた上で次年度の
予算編成を行っていただくなど、本審査が今後の
財政運営に生かされることを期待し、
決算特別委員会の審査の結果の御報告といたします。
○議長(
吉田啓三君)
委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君)
前田修治君。
◆(
前田修治君) 〔登壇〕 私は、ただいま議題となっておりますうち、議案第45号令和3年度越前市
一般会計歳入歳出の
決算認定について、反対する立場から討論を行います。 要旨は、ただいまの
委員長報告にあったとおりでありますが、改めて述べます。主に、2つの反対理由を述べたいと思います。 第1点目では、国の押しつけによる
マイナンバーカード推進関連事業についてであります。 政府は、来年3月末までに
マイナンバーカードがほぼ全国民に行き渡ることを目指しており、それを受けて市は円滑な交付を促進するために臨時窓口を設置し、交付率向上を目指し、交付体制の構築に係る所要額が計上され、執行されてまいりました。 岸田政権では、デジタル化を看板政策に掲げ、
マイナンバーカードと
健康保険証の一体化を図り、2024年度には現在の
健康保険証の廃止を目指すとしています。誰もが使う
健康保険証の機能をカードに一本化することで、これまで法律上任意とされてきたカードの取得を事実上強制するものであります。今後の実行計画では、運転免許証など各種免許や国家資格と
マイナンバーカードとの一体化など、
マイナンバーカードと
サービスの連携を進めるとしています。 しかしながら、こうした一連の施策は、
健康保険証との一体化でも明らかなようにカードを取得しないと
公的サービスを含めた様々な
サービスが受けられない状況をつくり出していきます。カードを持たない市民に不利益が出ることや、使えない人は
行政サービスから外されていく危険があります。 今、国があの手この手で推し進めているこのマイナンバー制度は、もともとは財界が求めてきたものであり、その狙いは公正な給付と負担の名の下、社会保障の給付削減を実行し、国の財政負担、大企業の税や保険料負担を削減していくことにあります。 プライバシーの侵害の危険性など専門家からも様々な問題点が指摘をされております。国策としての国の予算で進められているとはいえ、市は市民の生活や権利を守る立場からこうした国の方針には従うべきではありません。 次に2つ目に、
北陸新幹線関連事業について述べます。 市の新幹線建設費負担分は、今のところは7億円と聞いてますが、以前は5億円とも6億円とも言われていました。ここまで来てしまえば、これから幾ら増えても仕方がないということになるのではないかと心配をしております。 私は、計画当初より新幹線建設はJRと鉄道・運輸機構の負担と責任でやるべきものだとし、北陸線の三セク化や特急の廃止など利用者の利便性は悪くなり、多額の地元負担が課せられることなどから反対をしてまいりました。それがいよいよ現実的な問題となってきており、新幹線が2年後開通したとしても、
並行在来線運営では先の収支見通しは厳しく、これまでの特急存続は困難とされていることで、福井県の歴史的な経済圏、経済エリアである関西、中京圏などへのアクセスの便が悪くなっていきます。 市長も、ユーチューブなどでは越前たけふ駅についてのいろいろな希望を語り、市民に期待を訴えておりますけれども、新幹線の建設や新駅設置、三セクへの今後の負担などに市民の疑問の声は少なくありません。先日は、新幹線越前たけふ駅を見学しましたが、既に目の前に駅ができてしまったからといってこれを事後承認することはできません。 最後に、本決算においては9億8,000万円余の不用額が出ており、これについてはコロナ禍の影響によるものも多くあるとのことでありますが、やむを得ない部分はあったにしても前年度もほぼ同様の決算となっていることから、今後市民の声や議会の意向もしっかりと受け止めていただき、市民の税金が市民の
福祉向上に有効かつ無駄なく使われることを求めまして、私の本
決算認定についての反対討論といたします。
○議長(
吉田啓三君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 ただいま議題となっておりますうち、まず議案第45号令和3年度越前市
一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本件については電子表決システムにより採決いたします。 事務局は電子表決システムの準備をお願いします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 本案については委員長の報告どおり決することに賛成の諸君は賛成ボタンを押してください。 表決漏れはありませんか。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 表決漏れなしと認め、表決を終了いたします。 事務局は集計作業をお願いします。 結果表示をお願いいたします。 賛成多数と認めます。 よって、議案第45号はこれを認定することに決しました。 次に、ただいま議題となっておりますうち、議案第42号から議案第44号まで及び議案第46号から議案第48号までの6案を一括して採決いたします。 本6案に対する委員長の報告はいずれも認定であります。あわせて、令和3年度越前市
水道事業会計利益の処分及び令和3年度越前市
工業用水道事業会計利益の処分及び令和3年度越前市
下水道事業会計利益の処分については原案可決であります。 委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 異議なしと認めます。 よって、議案第42号、議案第43号、議案第44号、議案第46号、議案第47号及び議案第48号の6案はいずれもこれを認定することに決し、あわせて議案第42号中の令和3年度越前市
水道事業会計利益の処分及び議案第43号中の令和3年度越前市
工業用水道事業会計利益の処分及び議案第44号中の令和3年度越前市
下水道事業会計利益の処分については
原案どおり可決されました。 ================
△日程第8 議案第63号
○議長(
吉田啓三君) 日程第8議案第63号令和4年度越前市
一般会計補正予算第6号についてを議題といたします。 本案に関し、理事者の説明を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 西野企画部長。
◎企画部長(西野吉幸君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第63号令和4年度越前市
一般会計補正予算第6号について提案理由を御説明申し上げます。 本案は、令和4年度越前市
一般会計補正予算第6号におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4億342万4,000円を追加し、予算総額を376億135万4,000円にいたそうとするものであります。 その内訳といたしましては、歳出予算にコロナ禍における電力、ガス、食料品等の価格高騰対策として、国の
住民税非課税世帯等に対する電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金事業に3億642万4,000円を計上したほか、生活者及び事業者を支援するためえちぜんし割クーポン等の追加発行に9,700万円を計上し、その財源として国庫支出金4億342万4,000円を計上いたしました。 以上、よろしく御審議の上、妥当な御
決議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
吉田啓三君) 本案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 三田村輝士君。
◆(三田村輝士君) ただいま議題となっております令和4年度の
一般会計補正予算ですが、この電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金の事業ですけれども、一つは住民税の非課税世帯に対してと、それからもう一つが家計急変世帯というふうにお聞きをしてるんですが、この家計急変世帯とはどういう世帯のことを言うのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 出口
市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(出口茂美君) こちらの今回の電力、ガス、食料品の価格高騰化における
住民税非課税世帯等の経済的支援として、家計急変世帯とさせていただいている対象につきまして御説明いたします。 令和4年中の1月から12月までの家計が急変いたしまして、
住民税非課税世帯と同等と認められる世帯と考えておりまして、こちらにつきましては前回まではコロナがきっかけで家計急変した世帯という限定でございましたが、今回は
社会情勢を鑑みまして、コロナ以外の原因であっても家計が急変した世帯と要件を緩和したものでございます。越前市では、約500世帯と見込んでおりまして、この具体的な手続につきましては1月から12月までの間の一月を見まして、それを12か月で年額を想定し、その金額で非課税世帯と同等と認められるかどうかという判断をさせていただくものでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 三田村輝士君。
◆(三田村輝士君) そうしますと、令和4年度の
住民税非課税世帯というのは令和3年の収入所得に対して非課税となるわけですよね。今回は、1月から12月の間上記同等とみなすと、1か月を12倍するということですが、令和5年度の非課税となる世帯と今この急変世帯として説明をいただいた1か月分を12倍して同等との違いはどういう違いがありますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 出口
市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(出口茂美君) 令和4年度の
住民税非課税世帯とこの家計急変世帯、令和5年度の非課税世帯は令和5年6月以降に確定いたします。それを先駆けて、今年の年末から年始の生活の経済的な負担を軽減するための対策としてさせていただくために家計急変世帯を含めるものとしております。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 三田村輝士君。
◆(三田村輝士君) そうすると、令和5年度に非課税になるであろう、あるいは課税になるであろう世帯との関わりは考えないということで理解させていただいていいのかどうか。 それから、この一月を取ってというのは、その一月はいつの一月を取られるのかお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 出口
市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(出口茂美君) こちらは、1月から12月の任意の月ということで国からは示されております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 三田村輝士君。
◆(三田村輝士君) ということは、どの月でもいいというふうに理解をするということですね。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 出口
市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(出口茂美君) 御相談を受けて、こちらの窓口のほうで対象となるかを判断させていただきますので、まず一月分につきまして資料をお持ちいただけたらと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 三田村輝士君。
◆(三田村輝士君) そうすると、そういう人たちを対象に給付金を出すわけですが、その人たちに情報が伝わらなければならないと思うんですが、情報の伝え方、それからその人たち、その世帯の把握の仕方はどのようにお考えでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 出口
市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(出口茂美君) 越前市では、つなぐ・つながる支援会議としましてあらゆる相談窓口からの情報を皆さんで共有して困ってる方を発見していく仕組みを取っております。といったところも併せまして、市のあらゆる公共相談や民間福祉事業者、そういった窓口で困り事を抱えた御家庭に対しまして、こちらの情報は届けていくというところで共有をしてまいります。あわせまして、市広報、市ホームページまた国や県からも情報を発信していくと聞いておりますので、幅広く漏れがないように広めていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 三田村輝士君。
◆(三田村輝士君) 本当に支援の必要な人をしっかりと把握いただきたいと思うんですが、国のほうでもこの給付金の支給については本当に支援すべき人を支援できるようにしてほしいという議論も実は行われているんです。それは、なかなか国のほうではできなくて、基礎的自治体がその役割を果たさなければならないということになるんですが、この取組で本当に支援が必要な生活困窮者にこの給付金が届くのかどうか、その点のお考えはどうでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 出口
市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(出口茂美君) 今回、家計急変世帯ということで窓口を広めることによりまして、たとえ審査として漏れたとしましても、判断して非課税世帯の対象ではないとしましても、市としましてはお一人お一人また御家族の困り事をお聞きして適切な御支援につないでいきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 三田村輝士君。
◆(三田村輝士君) 適切なというのは、特に認定機関があるわけではないんですね。子ども家庭課が担当すると、そこで認定してくという考え方なんですか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 出口
市民福祉部長。
◎
市民福祉部長(出口茂美君) 今回の非課税世帯のこちらの給付金につきましては、社会福祉課が窓口となります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 三田村輝士君。
◆(三田村輝士君) 本当に漏れないようにしていただきたいということと、本当に届けなければならない生活困窮者に届くようにしっかりと対応をいただきたいと思います。 もう一点、アフターコロナの経済対策として、えちぜんし割クーポン発行事業ですが、この事業について説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 宮田産業環境部理事。
◎産業環境部理事(宮田尚喜君) コロナ禍における物価高騰の影響を受けている生活者、事業者に対して、このえちぜんし割クーポン並びにえちぜんしマスク宴会割クーポン、この発行によりまして生活者の家計負担の軽減、また地域消費の喚起を図ろうとするものでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 三田村輝士君。
◆(三田村輝士君) もう少し具体的に教えてほしいんですが、えちぜんし割クーポンの事業内容、それからえちぜんしマスク宴会割クーポンの内容をもう少し教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 宮田産業環境部理事。
◎産業環境部理事(宮田尚喜君) まず、えちぜんし割クーポンの発行事業でございますが、市内の小規模店で2,000円以上のお買上げで500円の割引をするものでございます。こちら、週8,000枚使用実績を見込みまして、500円の8,000枚、また10月28日から来年の2月23日までの使用期間といたしまして、16週を見込みまして、クーポンの原資として6,400万円の予算を立てております。 また、取得方法でございますが、現在毎日午前10時に発行していたものに加えまして、午後6時にも発行する予定でございます。使用可能店舗が市内で今486店舗ございます。事業の予算額としましては、事務費を加えまして8,000万円と見ております。 続いて、えちぜんしマスク宴会割クーポン発行事業でございますが、こちらにつきましては5万円以上の飲食をされた場合、1万5,000円の割引をするというものでございまして、10人以上の参加というのを要件としてございます。こちら、発行総額を900枚、1万5,000円で1,350万円を原資といたしまして、発行を2回予定してございます。12月2日と1月6日、2回発行を予定しておりまして、それぞれ年末年始のいろんな飲食等々に御利用いただきたいというふうに考えておりまして、取得方法につきましても午前10時と午後6時、2回発行したいというふうに考えてます。 現在、使用可能店舗としまして129店舗ございまして、事業予算額としましては事務費を加えまして1,700万円、最初のえちぜんし割クーポンと合わせまして9,700万円を予算計上いたしております。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 三田村輝士君。
◆(三田村輝士君) これは、発行枚数900枚。(産業環境部理事宮田尚喜君「はい。」と呼ぶ)どういうところに根拠がありますか。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 宮田産業環境部理事。
◎産業環境部理事(宮田尚喜君) 令和4年度の当初で持っていましたえちぜんしマスク宴会割、こちらは5月に要件緩和をいたしまして、4人以上2万円で6,000円の割引というふうにさせていただいた使用実績が963枚ございます。こちらの発行を、3回に分けてそれぞれ3週間という有効期限で行いましたので、9週間で963枚という実績を踏まえまして900枚というふうに見込んでおります。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 三田村輝士君。
◆(三田村輝士君) 年度当初で同じような事業があったと思うんです。それを、6月に内容を変更されて、10人以上を4人以上に変えてきた経過があると思うんです。今回、再び10人以上にしてるんです。根拠となる923枚でしたか、何か根拠となってるんかどうかここは不明確な感じがするんですが、なぜこういうふうに事業の中身が変わってきているのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 宮田産業環境部理事。
◎産業環境部理事(宮田尚喜君) 令和4年度当初で持っていたコロナのマスク宴会割、こちらにつきましては本来ゴールデンウイークから事業をスタートする予定でございました。しかし、3月の下旬あたりから感染者が徐々に増え始め、併せて県独自の感染拡大警報も延長された状況でございます。こういったコロナ感染状況が収まらない中、当初10人という要件では実施が厳しいというふうに判断いたしましてクラスター発生のリスク等を考慮し、しかしながら特に経営が厳しい市内飲食店に対して応援をするため、要件を緩和して行ったところでございます。 今回につきましては、生活者及び事業者の支援に充てるために特に年末年始のそういった飲食の機会が増えるであろうということを見込みまして、10人以上ということで想定をさせていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 三田村輝士君。
◆(三田村輝士君) 6月の議会のときに、軌道修正したときに恐らく大きな宴会場を持っているところから小さいお店にシフトしてしまうなと、そうするとその時点で大きな宴会場をお持ちの店舗の皆さんの声がどう生かされたのかなというのは非常に疑問を感じておりました。今回、再び10人以上ということは大きな店舗のお店が利用しやすい環境になって、恐らくこれまでの反省なり、
社会情勢なり、時期的なことを判断されたと思うので、それはそれでいいんですが、今度は小さいお店の方がなかなか利用しにくいということに、逆になりそうなんです。そのあたりはどう判断されたんでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 宮田産業環境部理事。
◎産業環境部理事(宮田尚喜君) 10人以上という単位が、例えば2世帯で5人ずつの家族であれば10人世帯で対象になりますし、例えば小さいお店であっても、テーブルを分けて対応することも十分可能と考えまして、10人以上という想定でさせていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 三田村輝士君。
◆(三田村輝士君) 恐らく、この間大きな宴会場をお持ちのところが非常に利用が少なかったので、そこのお店の人には喜ばれると思いますし、うまく情報発信をしてそういう人たちの支援につなげていただけるとありがたいと思います。 以上で終わります。
○議長(
吉田啓三君) 質疑を終結いたします。 本案については、お手元に配付の予算付託表により各委員会へ付託いたします。 暫時休憩いたします。 休憩中に各委員会を開催し、議案に対する審議をお願いいたします。 再開は委員会終了後お知らせいたします。 休憩 午後1時52分 再開 午後3時23分
○議長(
吉田啓三君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第63号令和4年度越前市
一般会計補正予算第6号についての審議を続行します。 本案に関し、各委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 砂田教育厚生委員長。
◆教育厚生委員長(砂田竜一君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました議案第63号のうち、予算付託表に従い教育厚生委員会に付託されました部分につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本件につきましては、本日休憩中に委員会を開き、
関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 審査に当たりましては、まず歳出第3款民生費中、1項1目
社会福祉総務費に計上された電気・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金事業について、委員からは、家計急変世帯への給付は任意の1か月の収入から算出した年間収入額を基準に支給が決定されるということだが、その理由についてただされました。 理事者からは、国の方針によるものだが、任意の1か月の収入を基準としているのは相談の間口を広げているものと理解している。生活に困っている方は、気軽に相談してほしいとの答弁がなされました。 これに対し、委員からは、相談及び申請の総合的な窓口はあるのかただされました。 理事者からは、申請に当たっては福祉総合相談室でしっかりと相談をさせていただき、申請を受け付けることとしている。税務、水道などの部署に相談があった場合にも、総合相談室へつながるよう対応するとの答弁がなされました。 以上、審査に当たり特に論議のあった点を申し上げましたが、審査の結果、本件につきましては
原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、教育厚生委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 安立産業建設委員長。
◆産業建設委員長(安立里美君) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案第63号のうち、予算付託表に従い産業建設委員会に付託されました部分について、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本件につきまして、本日休憩中に委員会を開き、
関係理事者の出席を求めて審査をいたしました。 審査に当たりまして、まず歳出第7款商工費、1項1目商工総務費に計上されたアフターコロナ経済対策事業について、委員からは、今回のクーポン発行を10時と18時の2回にする趣旨についてただされました。 理事者からは、前回は10時のみの発行で取得できない方がいたため、今回は多くの方に利用してもらえるように1日2回の発行にしたと答弁がなされました。 また、別の委員からは、クーポンを使用できない人への対応についてただされました。 理事者からは、スマートフォンのアプリでクーポンを発行している理由は、即効性があり、費用対効果が見込めるためであり、スマートフォンを所有していながらも利用できない方に対しては、サポートセンターを設置して支援していきたいとの答弁がなされました。 これに対し、ほかの委員からは、少しでも多くの方が利用できるようにサポートセンターによる支援の周知にも努められたいとの要望がなされました。 以上、審査に当たり特に論議のあった点について申し上げましたが、審査の結果、
原案どおり可決するべきものと決しました。 以上、産業建設委員会の審査結果の御報告といたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 大久保総務委員長。
◆総務委員長(大久保健一君) 〔登壇〕 ただいま議題となっております議案第63号のうち、予算付託表に従い総務委員会に付託されました部分につきまして、委員会の審査の結果を御報告いたします。 本件につきましては、本日休憩中に委員会を開き、
関係理事者の出席を求めて審査をいたしました結果、
原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、総務委員会の審査結果の御報告といたします。
○議長(
吉田啓三君) 各
委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 討論を終結いたします。 採決いたします。 本案に対する各
委員長報告は原案可決であります。 本案については、各委員長の報告どおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 異議なしと認めます。 よって、議案第63号は
原案どおり可決されました。 ================
△日程第9
議会活性化に関する調査について
○議長(
吉田啓三君) 日程第9
議会活性化に関する調査についてを議題といたします。
議会活性化特別委員会に付議中の
議会活性化に関する調査研究について報告を行いたい旨の申出がありますので、これを許可いたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 中西
議会活性化特別委員長。
◆
議会活性化特別委員長(中西昭雄君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました
議会活性化に関する調査について、
議会活性化特別委員会の御報告をいたします。 本特別委員会は、令和4年8月臨時会において越前市議会基本条例の趣旨に基づき、さらに議会改革について継続的に調査研究を進めるため設置されました。 本特別委員会では、9月20日、9月30日の計2回開催し、今後取り組むべき調査内容等について協議いたしました。 前任期の委員がこれまでに検討してきた議員定数と議員報酬について、議員定数は現行どおりとし、報酬については上げることが望ましいと結論づけた結果を引き継ぎ、さらなる議論を深めることとしました。 改選後、新たな議員体制となったことから、再度
議員間協議を行い、全国的な状況の調査研究や広く市民からの御意見をいただくなど、さらなる議論を進めるスケジュールを立て結論づけていくことを確認いたしました。 また、新たな検討項目として、越前市議会議員政治倫理条例の課題整理を行い、見直しを行っていくこととしました。 今後とも、
議会活性化に向け、研修会や市民との意見交換等を通して調査研究を重ねてまいります。 以上、本特別委員会における調査研究経過、活動の一端を報告し、
議会活性化特別委員会の報告といたします。
○議長(
吉田啓三君)
委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております
議会活性化に関する調査について委員長の報告はこれを御了承願います。 ================
△日程第10
公共交通対策に関する調査に ついて
○議長(
吉田啓三君) 日程第10
公共交通対策に関する調査についてを議題といたします。
公共交通対策特別委員会に付議中の
公共交通対策に関する調査研究について報告を行いたい旨の申出がありましたので、これを許可いたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 川崎
公共交通対策特別委員長。
◆
公共交通対策特別委員長(川崎俊之君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました
公共交通対策に関する調査について、
公共交通対策特別委員会の御報告をいたします。 本特別委員会は、令和4年8月臨時会において地域
公共交通の整備及び利用促進に関し、総合的に調査研究を進めるため設置されました。 本特別委員会では、去る9月20日に
関係理事者の出席を求めて委員会を開催いたしました。 まず、理事者から、北陸新幹線金沢-敦賀間開業など
公共交通の現状について説明がなされました。その後、委員間討議を行い、今後取り組むべき調査内容について協議いたしました。
公共交通対策に係る課題については、
並行在来線株式会社ハピラインふくいの運営に関することや二次交通の確保、
福井鉄道福武線の支援など多岐にわたっており、調査研究の対象は幅広いが、デマンド交通など移動制約者の足の確保と越前たけふ駅からの二次交通についてを優先的に取り組むこととし、今後関係機関との意見交換や現場視察などを行いながら調査研究していくことを確認いたしました。 今後、優先的に調査研究する課題を含め、総合的に調査研究を進めてまいります。 以上、特別委員会における調査研究経過を報告し、
公共交通対策特別委員会の報告といたします。
○議長(
吉田啓三君)
委員長報告に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり)
○議長(
吉田啓三君) 質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております
公共交通対策に関する調査研究について委員長の報告はこれを御了承願います。 ================
○議長(
吉田啓三君) これをもって本定例会の日程は全て終了いたしました。 以上をもちまして令和4年9月
越前市議会定例会を閉会いたします。 閉会 午後3時37分〔 参 照 〕┌─────────────────────────────────────────┐│ 予 算 付 託 表 (そ の 3) ││ 総務委員会 ││ 議案第63号 令和4年度越前市
一般会計補正予算(第6号) ││ 第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正 ││ 歳入全部 ││ 教育厚生委員会 ││ 議案第63号 令和4年度越前市
一般会計補正予算(第6号) ││ 第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正 ││ 歳出第 3 款 民生費 ││ 産業建設委員会 ││ 議案第63号 令和4年度越前市
一般会計補正予算(第6号) ││ 第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正 ││ 歳出第 7 款 商工費 │└─────────────────────────────────────────┘ 地方自治法第123条第2項の規定により上記会議のてんまつを証するため、ここに署名する。 令和4年10月21日 越 前 市 議 会 議 長 副 議 長 議 員 議 員 議 員...